■『塚間住』(頭陀行)

 生死の境を分けて考えるのは、
普通は当たり前の様に思っていま
すが、命は途切れているのではな
く、引き継がれています。
 その境界を理解するために、墓
地に住み着き、生死の境が実は何
処にも無いことを経験することを
頭陀行で「塚間住」と言います。
 人は「空間には限りが有るので
はないか」「時間には終わりがあ
るのではないか」と、常に分別を
しながら生きています。
 しかし、自分より永く、大きな
ものの尺度を、決めてしまうこと
に無理が有るように思います。
 大きな災害や事故に遭うと、人
は自分の無力を思い知り、立ち直
ろうとする気力を感じながら、無
限の可能性を見いだしていきます
サイトマップ なんと弱々しく、なんと力強い生
き物なのでしょうか。
 今、東北地方太平洋沖地震によ
る大災害で、自然の猛威に恐怖し
大きな悲しみの中にありますが、
命は繋がっています。皆で共に助
け合い、いたわり合いましょう。
 そうして、生死の境や被害の有
無や立場の違いで、出来るだけ思
いやる気持ちに差が出来ないよう
に祈っております。
南無大師遍昭金剛・・・・。合掌
 平成二十三年弥生   修詮拝

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